日向 真由
ラストツアー
2025/04/07 15:03
こんにちは。
何気なく「シューイチ」をみていると、
じょうろや、ほうき、ラバーカップに穴をあけて、自ら管楽器に変身させて吹く、凄技の人が登場しました。
特に、YOASOBIの「アイドル」を演奏してくれた、じょうろがかっこよくて、
だんだんもうプラスチックじゃなくて、金管のサックスとかに聴こえてくるような、
とんでもなく不思議な気持ちにさせられました。
何でも楽器にしてしまうみたいなので、日用品バンドとか結成したら面白そう。
昨日はヒタルで開催された、高橋真梨子さんのラストツアーに参加してきました。
一番初めの曲はソロデビューシングルの
「あなたの空を翔びたい」から幕開け。
歌い出した途端に感じる、
独特のカラリとした色気とオーラが物凄かったです。
素晴らしい歌唱力と懐かしさが相まって、感動しました。
私は、高橋真梨子さんの曲は
子供の頃、父の車の中でいつも聴いていて、母もカラオケでよく歌っていたので、昔から凄く好きなんです。 
中でも私の好きな曲は
桃色吐息、ごめんね⋯、for you...、はがゆい唇、五番街のマリーへ、ジョニィへの伝言
今回は運が良く、聴きたいなと思っていた曲を全て生で聴くことができて、もう本当に感激でした。
言葉に出来ないくらい素晴らしいライブだったのですが、今回参加して一番驚いたのは、
「五番街のマリーへ」と「ジョニィへの伝言」
この2曲には繋がりがあるということ。
高橋真梨子さんがライブ中に、ふとそのようなことをお話されていたので検索してみると、
私は今まで個々で大好きな2曲だったのですが、
実はマリーとジョニィは昔恋人同士だったんですね。
それを踏まえてもう一度聴いてみると、
ジョニィはどうしょうもない男だなと気が付き、ジョニィのことが嫌いになってしまいました。
どんな感じの歌かというと、
楽しみにしていた待ち合わせに、マリーは2時間も待っていたけど、結局その日どうしてかジョニィは現れず、
すべてを悟ったマリーは町を出てまた踊り子として働き、自分の道を進もうと決意するんです。
そしたらジョニィは、昔の女が忘れられなかったのか、五番街に住むマリーの様子をみてきてほしいと、第三者に頼むんですよ。
そんなの自分で行けばいいのに。
真実はこんな解釈じゃないのかもしれないけど、
芯の強い女性のマリーと、未練たらしい男のジョニィ、そんなふうに思えてならないのは、私だけなのでしょうか。
あの約束の日、ジョニィに、マリーと別れなければならないどうしようもない事情があったと信じたいです。
高橋真梨子さんは、札幌でのライブは今回で最後のようですが、貴重なライブに参加できてとても幸せなひとときでした。

これからも綺麗なドレスを着て、元気でいて欲しいです☺️✨